おうちであそぼう。タオルとあそぼう。 〜はじめてのコーヒー染め〜

新しいイエナカ趣味をお探しの方に! 

おうちでできる簡単「草木染め」のご紹介です。

「草木染め」と聞くと、なんだか難しそうなイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は、おうちにあるものを使って手軽に楽しむことができます。

研究室ではまず、初心者でも失敗しにくいという「コーヒー染め」から挑戦!


リモートワークやおうち時間が増えている中、家でコーヒーを楽しむ時間が増えたという方も多いのでは? 

今回は、使用後のコーヒー豆をつかってタオルを染めてみました!


< 今回使うもの >

・ 使用後のコーヒー豆(インスタントコーヒーでも可)

・ 淡色のタオル ★今回はnon-pile works Kitchen Cloth』キッチンクロス を使用

・ 豆乳(牛乳でも可)

・ ミョウバン(薬局やスーパーなどで手に入ります)


まずは下処理から。

① タオルをキレイにお洗濯

できるだけムラなく染めるために、タオルについた糊や汚れををしっかりと落としてください。たっぷりの水で洗うのがおすすめ。その後、しっかり乾かします。


※ここで注意!

「蛍光増白剤」という成分が入った洗剤で洗濯したタオルは染まらない可能性があります。ご自宅でお使いの洗剤の成分表をご確認されることをおすすめします。


② 染める前の「たんぱく質処理」

草木染めの染料は、たんぱく質成分に染まりやすいという性質があるので、今回は豆乳を使用して、タオルにたんぱく質を付着させます。(豆乳:水=1:1)

タオル全体に豆乳液がまんべんなく染み渡るように30分~1時間ほど漬け込み、そのあとは軽く絞ってしっかり乾かします。

※ この工程を省いて染めることもできますが、このひと手間で色がきれいに染まりやすくなります。


③ コーヒー液作り

鍋にタオルがゆったりと浸かる程度の水と、コーヒー豆の出がらしを入れて30分ほど煮出します。どのぐらいの濃さに染めたいかにもよりますが、コーヒー豆の量は水1Lに対して粉300gが目安です。


★ インスタントコーヒーのみでコーヒー液をつくる場合は、鍋に必要量のお湯を沸かして、お好みの濃さになるようインスタントコーヒーを投入。(1Lに対して大さじ2が目安)


※ 途中で薄いかなと思っても大丈夫!

コーヒー豆が足りなくて、好みの色よりも薄いかも……と思ったときはインスタントコーヒーを少しずつ追加して調整できます。最後に水ですすぐと約2割ほど薄くなってしまうので、それを想定して濃度を調整してください。


しっかり煮出し、ザルなどで豆をこしたら、コーヒー液の完成。再び鍋に戻します。


いざ、染め!

④好みの濃さまでタオルに染料を染み込ませる

いよいよ完成したコーヒー液をタオルを浸し入れます。沸騰しない程度の火加減を保ちながら、タオルをゆっくりとかき混ぜて液を馴染ませていきます。好みより少し濃い目の色になったら火を止めて、少し冷まします。

⑤ 完成間近! 色落ち止め

タオルを取り出して軽く絞ったら、30分~1時間ほど色止め液に浸して、タオルに染み込んだ染料をしっかりと定着させます。


< 色止め液の作り方 >

水1Lに対して、ミョウバンを50gの割合で溶かす。ミョウバンはお湯で溶かすだけでOK。

タオルを染める前や合間につくっておくとスムーズ◎


⑥ 最後にしっかりすすぐ!

染めたタオルから色がでなくなるまでしっかりと水ですすぎます。余分なコーヒー液を取り除くことで、色移りも防げます。


あとはしっかりと乾かせば、完成!


そして、仕上がりのビフォーアフターはこちら。


乾かす前に撮ったこちらの写真だと、少しムラになっているようにも感じますが、、

多少の染めムラは手作業ならではのご愛嬌。

もしかしたら今回は少し鍋の中にギュウギュウに詰め過ぎてしまったかもしれません。

→ ムラなく染めるには、染料の中でゆったりと泳がせるように漬け込むのがポイント!

少し心配しましたが、しっかり乾かしたあとは染めムラも馴染んでふんわり。

とても理想の色に仕上がり大満足!!

 今回は真っ白なふきんを染めましたが、シミが気になって使えずに眠っていたハンカチなどがあれば、濃い色に染めることで気にならなくなり、新鮮な気持ちで使えるかも?

タオル以外にも、Tシャツやストールなども染めてみたくなりました。


実はコーヒー豆以外にも、紅茶や緑茶の葉っぱ、玉ねぎの皮なども染料になります。

素材が持つ本来の色を引き出す作業は、少し手間はかかりますが、とても心癒される作業でもありました。どんな色に仕上がるんだろうというワクワク感も、大きな醍醐味。

そして草木染めは洗濯を繰り返すうちに必ず退色していきますが、そんな風合いの変化も草木染めの魅力のひとつ!

色が薄くなってきたら、また染め直すのもいいかもしれませんね。

研究室でも、また違う素材で第2弾チャレンジしてみたいと思います。


ご家庭でお料理やお茶の時間が増えていく中で、消費される素材を有効活用できる草木染め。
親子でのおうち遊び・自由研究にもおすすめです!

おうち時間の新しい楽しみ方として是非お試しください。


< 補足・注意事項 >

・ 染める前のタンパク処理や染料が染み込むことによって手触りが大きく変わる場合があります。

・ お洗濯の際、漂白剤成分が入っている洗剤は使用しないでください。

・ はじめの数回は色移りの恐れもあるので、白物と分けてお洗濯してください。

・ 洗濯後は直射日光は避け、陰干しがおすすめです。

タオルとくらす研究室

「タオルからはじまる 豊かなくらし。」をコンセプトに、全国16店舗を展開しているタオル専門店「伊織」が運営。タオル屋目線だけでなく、いち生活者目線でみえてくる小さなギモンもすくい上げて見直し、たのしく・とことん向き合っていくための研究室です。